大切なこと続き
人間は死んだらどうなるのか❓
人が死ぬと、その瞬間、体はスッと楽になります
そして肉体と霊は完全に分離された状態になります
肉体は死んだその場所に横たわったままですが霊は肉体から離れて生前親しくしていただいた方々を訪ねて回ります
今世のおわかれの挨拶をしに行くのです
1人1人に話しかけたり肩をたたいたりします、しかし声を出すことは出来ません
死後の世界はパッと明るい世界ではありません
どんよりとしたなま暖かい雰囲気でおまんじゅうのような赤土の低い山がどこまでもどこまでも果てしなく続いています
誰もいない部屋に1人で長い間置いておかれると気が狂いそうになると言いますが、霊界には人気がなくまさに1人ぼっちの気が狂いそうになるほどに寂しい世界なのです
そのような世界だからこそ、霊の世界から一刻も早く脱出させてあげるために背を押してあげなければならないのです
(仏の道へ早く行きなさい、早く成仏して得度をして再びこの世に戻っていらっしゃい
と)
呼びかけて力を与えてやる。
これが供養であり、生きている人の務めだと思うのです
人によっては何千年も帰ってこれない人もありますし何十年で帰って来られる人もいます
私たちの供養によって、この世に早く帰ってくるように働きかけてやらなければならないのです
この世に早く戻る為にも、生きている間に人に施し、親切な気持ちを持ち
人間としてなすべき道を正しく、一生懸命にいきることがとても大切です
私達がこの世でしている毎日の歩みは、来世の自分の生き方を形成しているようなものです
日常生活の一つひとつの行為が来世を決定づけるのです
不公平ということはないのです
(因果応報)という仏様の言葉を私は霊によって教えられています